独学でエンジニア - MIRAICHI特別講座
💡 Excelをフィギュアスケートの技だと思っていたレベルから、完全独学でエンジニアになるまで
営業11年 → 専門校2年 → 独学1年 → SIer → 外資Web企業 → フリーランス
第1章:営業として11年間(2006年〜2017年)
三菱自動車での営業経験
2006年から2017年まで、三菱自動車で営業として11年間勤務。 この時期は、プログラミングとは全く無縁の生活を送っていた。
この時期のITリテラシー
学校に行くまでExcelをフィギュアスケートの技だと思っていたレベル。 PCは事務の人に打ってもらうものだと思っていた
なぜエンジニアを目指したのか
Web系エンジニアになりたかった。理由は明確だった:
- アセット不要で起業可能 - 電気とPCがあればできる
- 固定費がかからない - 在庫を持たずにビジネスができる
第2章:専門校で2年間(2017年〜2019年)
埼玉県立高等技術専門校
Web系をやりたかったが、当時は無知すぎて組み込み系の学校に入学してしまった。 しかし、この選択は結果的に良かった。
専門校で学んだこと
- ✓ C言語 - プログラミングの基礎を習得
- ✓ 電気デバイスの半田付け - ハードウェアの知識
- ✓ 取得資格:電気工事士2種
組み込み系の学校に入ったが、在学中からWeb系の独学を開始。 専門校での学びと並行して、自分の目標であるWeb系エンジニアを目指した。
第3章:独学で1年間(2018年〜2019年)
1日も欠かさず学習を継続
SIer面接決まったから入社まで約1年間、1日も欠かさず学習を継続した。 朝起きてから寝るまで、可能な限りプログラミングに時間を使った。
使用した教材(書籍)
使用した教材(Udemy)
💡 Udemyは動画で視覚的に学べるのが良かった。特にLinuxやGitはコマンド操作を見ながら学べたのが大きい。
最初に作ったアプリ
SIer内定が5月に決まった後、入社までの課題として出されたECアプリのようなアプリ。 SQLでデータを取得・変更する課題も含まれていた。
💡 この課題で初めて「アプリを作る」という経験をし、学んだことが実際に形になる面白さを実感した。
第4章:SIerで1年4ヶ月(2019年4月〜2020年8月)
業務内容
- ECサイトの運用 - 既存システムの保守・改修
- 使用技術 - Java、JavaScript、SQL
- 開発スタイル - ウォーターフォール型
SIerで学んだこと
- 基礎的な開発フロー - 要件定義、設計、実装、テスト、リリース
- SQLの実践 - 大規模データベースを扱う実務経験
- チーム開発 - 複数人でのコード管理
- 品質管理 - テスト仕様書の作成とバグ修正
第5章:外資系Web企業で3年10ヶ月(2020年8月〜2024年6月)
転職のきっかけ
知人からの紹介で、外資系Web企業に転職のチャンスが訪れた。 一回の面接で採用が決まり、SIerで浮いていたので逃げるように転職
使用技術スタック
バックエンド
- • Spring Boot(Java)
- • Laravel(PHP)
フロントエンド
- • React(JavaScript/TypeScript)
クラウド
- • AWS(Amazon Web Services)
- • Azure(Microsoft Azure)
- • GCP(Google Cloud Platform)
その他
- • Docker / Kubernetes
- • CI/CD(GitHub Actions等)
外資Web企業で成長したこと
会社から歩いて2分のところに引越しして - 24時間365日仕事できる体制にした
ルビコン塾でAWSを本格的に学ぶ(2022年〜2023年)
ルビコン塾入塾
2022年から2023年にかけてルビコン塾に入塾。AWSの実力が大幅に向上した。
→ AWSに確かな知識を持って臨めるようになった
💡 実務でAWSを使っていたが、体系的に学ぶことで理解が深まり、自信を持って設計・構築できるようになった
ルビコンさんのX(Twitter)→第6章:フリーランスエンジニアへ(2024年3月〜現在)
フリーランスになった理由
- 会社員不可能 - 社長に牙をむき自分でやった方が上手く行くと感じたから
- 収入が増えるのがわかったから - 大体なんでも作れそうだったので落ちぶれない自信があった
営業11年の経験はエンジニアに活きたか?
三菱自動車で11年間営業をしていた経験は、エンジニアとしても大いに役立っている。
営業経験が活きた場面
- お金にビビらない - 1億2億とかの商談でも全然ビビらない。多分100億とかでもビビらない
- 失敗があっても人を責めない、悔やまない - 起きたものは仕方ないから、今何ができるか考える
- 顧客視点 - 顧客にとってのメリットを考える癖がついてる
- ゴールから逆算して考える - 顧客にも自分にもメリットがあるゴールを考えてそういう契約になるよう話をする癖がある